7月10日から15日までの夏の最も過ごしやすい時期に、モンゴル最大のお祭りであるナーダムの日があります。この祭りは5日間連続で行われ、ナーダムの日は祝日となり、国中がお祭りムードとなります。
メインの祭典は7月10日から12日までの3日間で、残りは休暇となることが多いです。
7月10日:「伝統衣装の日」には、スフバートル広場でカラフルな民族衣装を着た市民によるパレードが行われます。モンゴルの民族はそれぞれ異なる伝統衣装を有しているので、モンゴルの文化などを垣間見ることができるはずです。
7月11日:9本の白い旗を持った騎馬隊がスフバートル広場から行進をしてナーダム競技場へ到着すると盛大な開幕式が始まります。大統領の演説、伝統と現代芸術を融合したコンサートなどが行われます。その後、モンゴル相撲、アーチェリー、競馬の3競技が始まります。モンゴル相撲とアーチェリーはウランバートルのメインアリーナで行われ、競馬はウランバートルから西に30km離れた郊外で行われます。競技場周辺を散策したり、お祭り料理を食べてみるのも楽しいですよ。また、民族衣装の試着もできます。
7月12日:3つの競技の勝者はモンゴル大統領によって表彰され、夜にはウランバートルのスフバートル広場でガラコンサートが開催されます。
ナーダム祭はモンゴル全土、21県、333群で行われますので、ウランバートルで参加できなかった方も7月中であれば各地で楽しむことができます。