乗馬

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「馬のいないモンゴルは、翼のない鳥と同じ」ということわざを聞いたことがありますか?

モンゴルの歴史において、馬は大きな役割を担っています。13世紀のモンゴル征服の際、馬はモンゴルの成功に欠かせない存在でした。現在でも、馬は国の象徴であり、遊牧民の日々の暮らしに使われています。

乗馬は楽しいですが、特にモンゴルでは格別です。おそらくモンゴルは、馬に乗って本当の自由を実感できる最後の場所のひとつでしょう。乗馬体験は他の国でもありますが、いくらお金を払ってもフェンスで囲まれ決められた場所にしかいくことができないのではつまらないでしょう。モンゴルは安価に乗馬体験ができ、何よりもモンゴルの果てしない草原を馬で走ることができます。

具体的に、モンゴルでの乗馬はいくらかかるのでしょうか?どこで体験できるのでしょうか?

ウランバートルを離れれば、ほぼ全国で遊牧民の馬を目にすることができます。乗馬の費用は地域によって異なります。経験上、1時間あたり8ドルから10ドルが目安です。例えば、ウランバートルに短期間滞在して、乗馬体験をしてみたいもののその時間がないとします。東へ車で2時間のところにあるテレルジ国立公園では、多くの遊牧民が暮らしており、ガイド付きで1日または1時間単位で馬をレンタルしています。一日中自然の中で本物の遊牧民の馬乗りとともに乗馬を楽しむことができます。

モンゴル馬は西洋の馬と異なります

モンゴルの遊牧民文化やモンゴル人の本質を知るには、間違いなく乗馬が一番です。モンゴル馬は西洋の馬に比べて比較的小柄ですが、持久力や体力は他の種の馬をはるかに凌駕しています。

最後に、モンゴル馬の面白い事実を紹介します。

モンゴルは、馬が人口を上回っている唯一の国であるといわれています。モンゴルには400万頭の馬がいますが、2021年には人口が約335万人になるそうです。

以下は、2020年までのモンゴルの家畜総数の統計です。

馬 4093.861

牛 4732.01

ラクダ 472.934

ヒツジ 30049.428

ヤギ 27720.253

単位:千 頭数

出典:モンゴル統計情報センター

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